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高3女子刺殺 ストーカー対策、生かされぬ教訓 「警察、最悪の想定足りず」

 「数日前から、別れたつもりだった交際相手に自宅周辺で待ち伏せされて怖い」とストーカー被害を訴えていた鈴木沙彩さん。警視庁の対応が具体的に判明してくるにつれ、専門家からは「殺人という最悪の事態に直結するストーカー犯罪は、110番並みの緊急性を要する。警察はあまりに対応が杓子(しゃくし)定規で遅すぎる」との批判の声が上がっている。今回の事件でも、過去の数々のストーカー殺人の教訓が生かし切れていない実態が露呈してきた。

 ◆署同士の連携不備

 警察への被害の訴えは、事件の4日前に行われていた。高校側は鈴木さんから相談を受け、今月4日午後には担任が地元の杉並署に相談。杉並署は三鷹署を相談場所として勧めたが、三鷹署からは連絡がないまま、鈴木さんは事件当日の8日午前9時ごろに両親と同署を訪れた。警視庁幹部は「百点満点とはいかないが、署同士で連絡はしている」と“弁明”する。

 ただ、4日の相談時点で、池永容疑者は「殺すぞ」とメールを送っていた上、上京して都内の鈴木さん宅周辺をうろついていた。ストーカー犯罪に詳しい常磐大大学院の諸沢英道教授(被害者学)は「警察は最悪の事態を想定して、110番通報並みの緊急性で扱うべきだ。なぜその日のうちに杉並署と連携し、三鷹署が鈴木さん宅に聞き取りに行かなかったのか」と疑問を呈する。

 ◆家訪れず電話のみ

 3日に施行されたばかりの改正ストーカー規制法が改正されたのは、そもそもストーカー行為と殺害行為が別の県で行われた長崎県西海市のストーカー殺人が発端の一つ。長崎、三重、千葉各県警の連携が取れていなかったからだ。警察関係者は「県警の間どころか、警視庁管内の署同士でもこの程度の連携では、相談に迅速対応しようという改正の趣旨が生かされたとはいえない」と指摘する。

 欧米では警察に相談があった時点で、すぐに自宅などに出動する仕組みが整っているが、三鷹署が警察官を派遣したのは、鈴木さんが刺された110番通報を受けてからだった。

 改正ストーカー規制法では、警察による文書警告などに加え、公安委員会による接触禁止命令も定めている。こうした「最後の手段」を取る前に自宅へ警察官を派遣したり、退避のための施設を提供したりすることもできるが、8日に鈴木さんと両親による訪問相談を受けた三鷹署が試みたのは、電話での口頭警告だけ。しかも、相手が電話に出なかったため、それ以上の対応は事実上していない。

 警視庁では、不審者情報などの110番通報があると、交番の警察官を派遣している。警視庁幹部は「被害者の申し出がないパトロールを毎回するわけにはいかない」と抗弁するが、諸沢教授は「ストーカー規制法に縛られて、本来、警察ができる他の手段をなおざりにしている。『自宅周辺で待ち伏せされている』と訴えたのだから、帰宅時間に合わせて警察官を派遣するなど、被害を本当に防ぐには何が必要かを考えるべきだった」と指摘する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131010-00000158-san-soci
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