厚生労働省は26日、手術不能な結腸や直腸のがんなどに使われる抗がん剤「スチバーガ錠」を投与された男女4人が副作用で劇症肝炎や間質性肺炎を発症、死亡したと発表した。同省は製造販売元のバイエル薬品(大阪市)に対し、使用上の注意文書を改訂し劇症肝炎などへの注意喚起を徹底するよう指示した。
同省によると、スチバーガ錠は昨年5月から販売され、推計で約2600人が使用。今年1月までに2人が劇症肝炎の副作用症状が出て死亡し、間質性肺炎でも5人に症状が出てうち2人が死亡した。【桐野耕一】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140326-00000090-mai-soci
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